導入事例
チェコの図書館が仮想クラスタ用にInfortrendのSANを選択
チェコの図書館が仮想クラスタ用にInfortrendのSANを選択
1891年に設立されたプラハ市立図書館は、チェコ共和国内で最も大きく、文化的、地域的に重要な役割を果たす図書館の一つです。図書館のITチームは、図書館の近代化、デジタル化を行い、連続的に新しい技術の紹介に努めています。彼らの業務には、高い柔軟性と大容量を持った強力なSANストレージが必要で、それにより、仮想サーバーを操作し、デジタル化した資料のバックアップを行います。Infortrendは、図書館が行ったITプロジェクトの入札で何度も落札を勝ち取りました。
課題と要件:
- 予算の範囲が定められた団体として、図書館は入札の条件が限られ、そのため、不要なベンダーロック仕様のない最適なソリューションを常に求めていた
- 既存のSANアーキテクチャに簡単に接続できるブロックレベルのストレージが求められた
- バックアップを目的とした既存のストレージの容量は、既に不足していた
- ソリューションの価格と耐久性が非常に重要であった
- 全てのデータが重要でも、頻繁にアクセスされるわけでもなかったので、データの重要性に従って情報基盤の性能を最適化する必要があり、重要データの処理は、高速で行われなければならなかった
ソリューション: EonStor GSa 3000、SSDキャッシュ付きDS 4000、およびDS 1000
EonStor GSa 3000、EonStor DS 4000、EonStor DS 1000が仮想化クラスタ用共有ブロックデバイスとして選ばれました。最大64TBのプールが複数の仮想サーバー毎に(高度な安全性を持った)RAID6構成の8TBボリュームとして使われました。データは、仮想フィールド内(仮想サーバー、バックアップのリポジトリ、重要では無いデータなど)を必要に応じて移動しました。重要なデータはオールフラッシュユニファイドストレージEonStor GSa 3000(IOPS 5,000の性能と1.5ミリ秒以下のレイテンシ)と冗長コントローラ設計で、SSDキャッシュを持った高可用性DS 4000の上で扱われました。 DS 1000は、二次的な運用作業と、データのデジタル化作業用の容量として扱われました。図書館のIT専門家を驚かせたことに、DS 1000は、40 台の仮想サーバーの負荷と 2,000 IOPS でほぼ一定のI/Oの下でもDS 4000の作業を大きく軽減して、ボトルネックを解消しました。
Infortrendを選んだ理由
プラハ市立図書館について
プラハ市立図書館は、チェコ共和国で最も重要で最も大きい図書館で、40以上の分館を持っています。詳細については、つぎのサイトをご参照ください: https://www.mlp.cz/en/