メディア資産管理とデータベースを最新にするためベトナムの放送局はInfortrendを選択

メディア資産管理とデータベースを最新にするためベトナムの放送局はInfortrendを選択

Hau Giang Radio and Television Stationは、放送事業の発展に伴うデータ量の急速な増加が原因となる容量と性能のボトルネックに苦しむベトナムの地域放送局の一つです。InfortrendのパートナーMega Media Services Corporationは、EonStor DS 4000シリーズとDS 3000シリーズを使って、同放送局のMAMと放送用データベースを最新のものにすることに成功しました。

課題と要望

• 以前より使っているデータストレージシステムでは、高い処理性能が求められる新しいプロジェクトをサポートするには性能が不足していた
• 放送局は、データの取り込みからコード変換、編集、保管までメディア業務を円滑に行える高いスループットを持った新しいMAM（メディア資産管理）システムの構築が必要だった
• 放送局は、高い負荷のかかるデータベース業務を処理できるよう、システム性能を強化する必要があった
• データ管理を容易にするため、簡単に使える管理ツールも必要だった

ソリューション

システムの更新に際して、Infortrendの高可用性SANストレージEonStor DSファミリーが選ばれました。3台のEonStor DS 4016に、合計42台の10TB SAS HDDと6台の12Gb/s SSDを搭載し、16G FCを使ってMAMシステムに接続しました。複数のMAMとNLE（ノンリニア編集）クライアントが1GbEあるいは10GbE iSCSIインターフェース経由でデータにアクセスしました。MAMに加えて、2台の EonStor DS 3016に、合計28台の6TB SAS HDDを搭載して、データベースアプリケーション用に設置されました。DS 3000シリーズは、優れたSAN転送機能が装備され、負荷の重い環境でも大量のI/Oを処理でき、それによってシステム全体の生産性が向上しました。

Infortrendを選択する理由

• 非常に高いSAN転送性能: EonStor DSは、ビデオ編集、データベース、仮想化、バックアップなどのアプリケーションに最適。
• 広帯域幅のプロトコルをサポート: EonStor DSは、最大11,000/5,500 MB/sの読み取り/書き込みスループットおよび700KのIOPSをサポート。10GbE iSCSIや16G FCなどの高速プロトコルもサポートし、負荷の高いアプリケーションを処理可能。
• 高拡張性によって、システムのアップグレードが簡単: モジュラー設計のホストボードと最大444台のドライブを搭載可能な拡張性により、将来の必要性に従って容量を簡単に拡張可能。
• 直感的な管理ソフトウェア: SANWatchソフトウェアを使えば、IT要員は性能や容量の使用率を監視でき、複数のシステムの関連するシステム構成を1台のプラットフォーム上で完了できる。