導入事例
Ciner Media Groupの貴重なメディア資産のEonStor GS高密度デュアルコントローラユニファイドストレージシステムによる保管と保護
顧客
トルコのCiner Media Group
課題
- 保管される作品が継続的に増加するため、ストレージ容量が不足
- データセンターのラックスペースに限界がある
- サービスの継続性とデータ保護に対する極めて強い要求
ソリューション
120台の12TB SAS HDDを搭載したEonStor GS 3060Rと拡張筐体JB 3060RLを使い、拡張ローカルリプリケーションライセンスをサポートする。
- 増え続けるメディア 作品のため1.44PBの生データ容量を用意
- 4U 60-bayの高密度フォームファクタのRAIDサブシステムと JBOD
- EonOne管理ソフトウェアを使って簡単に管理機能へのアクセスと監視
- 冗長性機能による高可用性の実現
- オンサイト技術サポート
Ciner Media Groupの貴重なメディア資産のEonStor GS高密度デュアルコントローラユニファイドストレージシステムによる保管と保護
トルコのメディア複合企業Ciner Media Groupは、毎日大量のオーディオビジュアルデータを生成しています。災害時であっても、放送サービスを継続するため、作品の複数のコピーを作成することは重要です。さらに、以前に作成したメディア作品は、次の作品のネタとして使われると共に、実施中あるいは将来のプロジェクトの素材として保存されます。
そのような要望のある環境なので、必然的に、ストレージ容量の不足が問題になります。そのため、作品保存とメディア業務の継続性のため、冗長性を持った将来に渡って容量の拡張可能な堅固で高性能のニアラインストレージシステムが必要でした。
課題
メディア企業が、オーディオビジュアルデータ量の直線的な増加に対応する十分な容量と柔軟な拡張性を持ち、次のような課題を克服できるストレージソリューションを探していた。
- 既存の主要なストレージは容量が不足していた
- ラックスペースが限られていたので、PBレベルの容量を得るためには、大容量ドライブを搭載した高密度ストレージが必要だった
- 事業の継続性を維持するため、冗長的なデータバックアップソリューションが極めて重要な要件だった
ソリューション
Ciner Media Groupは、InfortrendのストレージEonStor GS 3060Rと拡張筐体JB 3060RL JBOD、および3.5" SAS 12Gb/s企業向けHDDを120台、10GbE SFP+ 4ポート装備のコンバージドホストボード、高度なローカルリプリケーションライセンスを購入しました。
生データ容量が1.44PBあるため、Infortrendのソリューションは、膨大で増え続ける PB レベルの作品の保存と管理に対するメディア企業の要件を十分に満足することができました。
Infortrendの堅牢なハードウェアRAIDは、デュアルコントローラを含む冗長化ハードウェア設計によってSPOF(単一障害点)無しの持続的なサービスが可能です。このため、データの保護と整合性が保証されます。
Infortrendを選択する理由
- 価格/性能比が非常に良い
- 大規模メディアファイル向けの大容量
- データセンターの限られたラックスペースにフィットする高密度4U 60-bayの筐体
- 業務の継続性とデータ保護を保証する冗長性機能
- 管理と操作が簡単
- 優れた顧客サービスと技術サポートを提供する地元のシステムインテグレータBilgiparkとの素晴らしい体験

Ciner Media Groupについて
Ciner Media Group(Ciner Medya Grubu)は、2007年に設立されたメディア複合企業で、Ciner Holdingに所属します。Habertürk新聞、Habertürk TV、Habertürk Radyo、およびテレビ局のShow TV、Show Türk、ShowMax TVを傘下に収めています。また、テレビ局Bloomberg HTの合弁に参加しています。Ciner Media Groupは、国際雑誌FHMのトルコ語版など幅広い種類の雑誌の出版も行っています。
詳細については、同社のwebsite http://www.cinergroup.com.tr/en/mediaでご確認ください。