導入事例
Academia Sinicaの研究用HPCをInfortrendのユニファイドストレージで実現
顧客
台湾(R.O.C.)Academia Sinica
課題
- 既存のIT基盤の貧弱なパフォーマンス
- 増加する研究データに対する容量不足
- ストレージ環境の設置と管理の複雑さ
- 新しいストレージシステムに対するラックスペースの不足
ソリューション
EonStor GS 3000 Gen2ユニファイドSAN/NASストレージは、60個の12TB NL-SASドライブを搭載し、4つの16Gb FCホストインターフェースを装備している:
- 研究用HPC業務に適した高性能
- 科学研究の進展により増加するデータを保存できる大容量
- システムを拡張するために最適な価格性能比
- システム管理とハードウェア保守が簡単
- 限られたラックスペースに対応した高密度でコンパクトなデザイン
- 充実した顧客サポート
Academia Sinicaの研究用HPCをInfortrendのユニファイドストレージで実現
Academia Sinicaは、中華民国(台湾)で最も優れた学術機関で、自然科学および人文科学の学術研究を促進し、実施するため、1928年に設立されました。数学、物理学、生命科学など様々な分野で研究を行います。これらの科学プロジェクトで得られた研究データは、HPC業務により処理が行われるため、大容量と高性能が必要です。
課題と要求:
- 既存のストレージ環境では性能が低いため、研究データの解析においてHPCの処理に遅れが生じる
- 急速に増加する研究データのために容量の追加が必要となった
- 既存のストレージ環境では、設置と管理が複雑
- ITサーバールームではラックスペースが限られていて、新しいシステムを設置できない
ソリューション: EonStor GS 3000 Gen2
Academia Sinicaは、研究で要求される数値予測システムの基盤をなすストレージとしてInfortrendのEonStor GS 3000 Gen2 SAN/NASユニファイドストレージを選択しました。一連の研究用ソフトウェアによってコンピュータモデルシミュレーションと収集データの予測が行われます。観測モデルは、フィールドセンサーからの大量の新規測定値に基づいており、提供される計算リソースに大きく依存します。(60個の12TB NL-SASドライブを搭載した)GS 3000 Gen2は、取り込まれた研究データに対する4,000MB/sの書き込みスピードとハイパフォーマンスコンピューティングを行うための8,000MB/sの読み取りスピードがあるので、要求の厳しいアプリケーションに対して完璧に対応できます。IT担当者は、限られたラックスペースにGSを簡単に設置でき、4つの16Gb FCホストインターフェースを使ってホストと接続できます。管理の煩雑さを削減するため、GSは直感的なWebベースのGUI、EonOneを提供しています。
Infortrendを選んだ理由
- 研究用HPC演算を扱うことができるGS 3000 Gen2SAN/NASユニファイドストレージの高性能
- システム拡張に最適な価格性能比
- 連続的に増加する研究データを保存できる大容量
- 管理とハードウェアシステム保守が簡単
- 研究センターのITサーバールームの限られたラックスペースに適した高密度コンパクト設計
- Infortrendの充実した顧客へのサービスとサポート
Academia Sinicaについて
Academia Sinicaは、台湾(R.O.C.)の国立学術機関で、様々な分野での研究を行っています。その分野は数学や物理学から生命科学、人文科学および社会科学まで広がっています。詳細については、つぎのサイトをご参照ください: https://www.sinica.edu.tw/en