導入事例
バイオテック企業Portrai Inc.は、医薬品開発を強化するためのAIデータ解析用にInfortrendのストレージを採用
顧客
韓国のPortrai Inc.
課題
- AI解析による大量のデータを保存するための容量が不足する
- クラウドストレージソリューションは高価である
- 大量のデータのソートと管理が複雑になる
- データは十分に保護され、保存される必要がある
ソリューション
EonStor GS 3024 G3ユニファイドストレージとJB 3060Lで84台の18TB SASドライブを搭載
- 医薬品開発で増加するデータを保存するための大容量
- AIデータ解析の要求に応える書き込み/読み取り性能
- 冗長コントローラ設計による高可用性
- 直感的で効果的なデータ管理
バイオテック企業Portrai Inc.は、医薬品開発を強化するためのAIデータ解析用にInfortrendのストレージを採用

2021年に設立されたPortraiは、「Spatial Transcriptomics」と呼ばれる最先端のRNA解析技術を使って、医薬品開発に技術革新をもたらし、新たな標的と病原菌関連のバイオマーカーを研究するAIバイオテックの新興企業です。Portraiは、創業者の医学博士Lee Daeseungとソウル国立大学時代の同級生に率いられています。2023年の3月行われたAmerican Association for Cancer Research(AACR)の会議において、PortraiはAIとSpatial Transcriptomicsの独自の組み合わせに関する専門知識について紹介しました。このバイオテックの新興企業は、この技術を実装することで医薬品開発に革命を起こし、全世界の健康の改善に貢献することを目指しています。この目的のため、研究データの保存と処理に使えるデータストレージを必要としていました。
課題
- 画像を元に解析が行われるが、1cm2の画像によって最大1TBの解析データが生成されるために生じるストレージの容量の不足
- 大量のデータセットにより、データの保存と管理が複雑になる
- クラウドストレージソリューションは、インターネットのスループット速度が十分ではなく、月々の企業向けサブスクリプション価格が高価なため、採用できない
- データ損失は事業に負の影響を与えるため、データは厳重に保護され、保存されなければならない
ソリューション: EonStor GS 3024 G3
Portraiは、RNA解析(Spatial Transcriptomics)を補完するためEonStor GS 3024 G3ユニファイドストレージを選択しました。このAI解析技術を使うと画像1cm2あたり10GBから1TBのデータが生成されます。InfortrendのGS 3024 G3とJB 3060L(18TB NL-SASを最大84台搭載)はデータストレージの需要に簡単に対応でき、最大1.2PBの実効容量を提供します。このストレージソリューションは、冗長コントローラ設計で、ダウンタイムを最少化し、バックアップとしてデータのレプリケーション/ミラーリングができます。また、増え続けるデータのため将来にわたって拡張でき、直感的なwebベースのユーザーインターフェース、EonOneによって効果的に管理ができます。
Infortrendを選択する理由
- GartnerのMagic Quadrantで知られたベンダーである
- AIコンピューティングで生成され続けるデータを保存できる大容量を手頃な価格で提供できる
- システムの安定性と性能に対する要求に応えられることに定評がある
- 顧客サービスと技術サポートが充実している
Portraiについて
Portraiは、spatial transcriptomicsを使って医薬品開発プロセスに変革をもたらすバイオテックの新興企業です。Portraiのプラットフォームは、医薬品開発に革新的なアプローチ導入し、新たな標的と病原菌関連のバイオマーカーの研究を可能にしました。詳細については、同社のwebsite https://portrai.io/でご確認ください。